株式会社京都インナービューティー 代表取締役 水田 景子




―まずは、どのようなキッカケや経緯でヨガを始められたのですか?
私は幼い頃からずっとクラシックバレエをやっていたんですね。14歳の時には、アメリカにバレエ留学もしました。でもね、2004年に怪我をしてしまってバレエが続けられなくなったんです。そして、その頃からヨガと心理学を勉強し始めたんです。当時、私は学生で卒業論文を書かないといけなかったんですが、その卒業論文のテーマが「心と体のつながりの証明に心理学とヨガでアプローチ」というような内容のものだったんですね。その卒業論文を書くためのデータ集めに色々な方にヨガや心理学を体験してもらってたんです。はじめは、こんな感じで卒業論文のデータ集め、材料集めのつもりが、「もっとやって!」「もっと教えて!」と声をかけてもらうことが増えたので本格的に講師として活動を始めました。

―はじめは、卒論の材料集めで教えられていたんですね・・・。これ書いちゃっていいのかな?なんて思いますが・・・。もう少し教えてください。その後、どのようなことをされていたんですか?
2005年から2017年まではとにかく一生懸命でしたよ。宣伝らしい宣伝なんてしていないのに、フリーランスのヨガ講師の私に、ありがたいことに日本全国津々浦々からお声掛けしてもらえたのであちこち飛び回っていました。そんな風にただでさえ忙しくさせてもらってるのに、その合間を縫うようにインドやネパールにヨガの修行に行ってました。修行に行って帰って来て、「修行に行ってた。」みたいなことをポロっと言うと、それが瞬く間に広がっていって、またあちこちから「教えに来て!」っていう声がかかる。こんなことをやっていましたよ。

―人が羨む好循環!口コミの理想的なかたちじゃないですか!でも、どうして教室を持たれたんですか?教室を持つと中々身動きが取りずらくなる気がするのですが・・・。
本当はね、教室はやりたくなかったんですよ。でも、2005年から教室を開くまでの2012年の7年間で、ありがたいことに私を慕ってくれる生徒さんが随分増えたんですね。「自分を慕ってくれている生徒の皆さんが困らないような環境はつくりたいな。」なんて思いながら外を歩いていた時、今のこの教室と運命的に出会ったんです。

―なるほど。日本全国を飛び回るにしても、教室をやられるにしても、変な言い方ですが先生からはビジネスの匂いを感じません。なぜでしょうか?生徒の皆さんや、スタッフの皆様に対してどのような思いをお持ちですか?
私に出来ることは、目の前にいる生徒の皆さんやスタッフの皆に喜びを提供することだと思っているんですね。私を求めてくれる人の気持ちや期待には応えたいって純粋にそう思っていますよ。

―素敵です。そういう気持ちや考え方を持つことが大事なのは分かりますが、僕なんかは、どうしてもビジネスというかお金儲けのことを考えてしまいます・・・。水田先生は今、一歩引いたところから教室の運営等々を見ていらっしゃるとのことですが、何かキッカケがあったのでしょうか?
2019年に大病にかかったんです。大動脈解離っていう病気です。ヨガのレッスン中に倒れて、そのまま約1ヶ月入院しました。この時に、「このまま教室も閉めないといけないかな・・・。」とか色々考えてたんけど、スタッフの皆がしっかり教室を運営してくれていたんです。私が入院していた時期にスタッフの皆が本当によくやってくれて成長してくれたと感じています。それから、レッスンや教室の運営等は任せていますね。

―なるほど。もうずっとエネルギッシュにパワフルに生きてこられた印象を受けているのですが、教室の運営から一歩引かれた現在はどんなことをされているんですか?今までのエネルギーのやり場がどこに向かっているのか気になってます。
今は、月に2.3時間ヨガの先生向けに勉強会をやったり、占星術の勉強をしたりしてますね。病気をしてから昔と同じように体を動かせないのでストレスが溜まってるんじゃないの?みたいに思われるかもしれませんが、全然そんなことなくて毎日楽しんでますよ。

―そうなんですね!以前のように体を動かせないことにストレスがあるんじゃないかと思いました。水田さんに会社の今後についてどうですか的なビジネスライクな質問は合わないと思うのですが違う聞き方をします。これから、こうして行こうかなみたいなことはありますか?
ここに来てくださる、集まって来てくださる皆さん全員が健康で、井戸端会議ができるような場所として、この「ケイマナヨガスタジオ」を提供し続けようと考えています。「自分にやさしく。周りの人にもやさしく。そこに思いやりがありますように。」ここで働いてくれているスタッフの皆一同そんな思いで皆様をお待ちしております。