VIDA整体院 代表 岡田 聖子



―どのような経緯でこちらの院が始まったのでしょうか?ホームページに整体やエステ、脱毛にタロットカード占いなんてラインナップがあったので色々興味津々なんですが・・・。
元々、私の家族に会社勤めをしている人が居なかったんですね。ですから、私自身がどこかに就職して会社勤めをするというイメージが出来なかったんですよ。そんな私が、現在のような美容や健康の道に進むキッカケになったのは、母の影響が大きいように思いますね。というのも、私がエステサロンデビューしたのは中学生の時だったんです。中学生ですから、ずいぶん日焼けして家に帰るなんてこともある訳ですが、その度に「エステに行ってきなさい!」なんて母に言われる訳です。そんなに早いサロンデビューを経験したもんですから自然に美容や健康に興味を持つようになっていきました。

―中学生でエステデビュー!?ずいぶん早くから美容や健康に関心をお持ちだったことは分かりましたが、それから具体的にそれをお仕事にされるようになったのには何かあったのでしょうか?
阪神淡路大震災。この経験が大きいです。私が現地で被災した訳ではありませんが、被災地の状況をテレビで見たりしていた時に何とも言えない無力感に襲われたのを今も覚えています。そして、「ボランティアにも、ビジネスにもなることが出来たら。」という想いで整体の専門学校に通い始めたんです。これが、今の仕事を始めるキッカケというか一番初めのスタートですね。

―なるほど。整体という技術があれば体一つで現地でボランティアのような活動も出来ますね。1998年に「エステ+整体」を学んで創業と書かれていましたが、当時そういうことをされているサロンや院はあったのでしょうか?勝手に珍しいように思っているのですが。
創業当時は、現在のように「リラクゼーション」っていうもの自体がありませんでした。接骨院か整体。それらと交わることなくエステがありました。私は、昔から、「どうしてエステは肌に代表されるような体の“外側”の事しか言わなくて、接骨院は骨のゆがみがどうというような体の“内側”の事しか言わないんだろう。」と漠然とした疑問を持ち続けて、いつも違和感を感じていました。ですから、自分でやるなら“内側”にも“外側”にもアプローチしようと言うことでタラソテラピーと整体を合わせた施術を始めたんですね。

―「美しさは内面から!」みたいなことを聞くようになったのは割と最近ですもんね!当時は、今のようにインターネットなんて普及していませんでしたし、集客というと口コミか新聞や雑誌の紙媒体、またはラジオかテレビだと思いますがその辺りはどうでしたか?
Hanakoという女性誌があるんですが、その雑誌の覆面調査企画で準グランプリを頂いたんですよ。覆面調査の対象に選んで頂いたのも、どこかで口コミが広がって伝わったのかもしれませんね。他にも、京都新聞や朝日新聞でも取り上げて頂きました。創業当時は、こういった紙媒体のメディアに取り上げて頂く機会に恵まれていたように思いますし、それらをご覧になられた多くの方にお越し頂きました。

―覆面調査で準グランプリ!最近でも、2019年ビューティーフォトコンテストでグランプリ、2021年は同じコンテストで審査員特別賞を獲られてますよね!?すごいですね!でも、これをやればきれいになる!これをやれば痛みが消える!なんてありませんよね?人それぞれだと思うのですが、こちらに訪れる皆様に対してはどのような思いをお持ちですか?
ここにお越しになる方は、もれなく皆様何かしらのお悩みを持って来られます。ですから、まずは、そのお悩みを解決することに集中します。皆様、時間とお金を使ってお越しくださる訳ですから、出来るだけ満足してお帰り頂けるように日々心掛けています。そして、ここにお越しくださる皆様には女性も男性も問わず、心身共に健康でキレイで、そして何よりHAPPYに年齢を重ねて頂きたいと願っています。

―素敵です・・・。少し嫌な感じの質問をしますが、ビジネスの側面から見た場合「良い人過ぎない?」なんて感じますが、その辺りどうでしょう?
私のやっているエステに代表される美容の仕事は、「物販7:技術3」のバランスで事業をやるのが良しとされているようですが、それが私の場合だと、「物販1:技術9」なんですね。ですから、お客様に「あんたとこガツガツしてへんやろ?それがええねん。」なんて言われることもあります。また、そう言ってくださるお客様の中には創業当時から通ってくださっている方もいます。そういうお客様を裏切らないこと。そして、悩みを持ってお越しになる方を裏切らないこと。これを何より大事にしています。そして、お越しになられた方との限られた時間の中で最高で最良の結果を出すために労力とコストは厭わないようにしています。また、コロナ禍が未だ落ち着かない現在では、何よりまずは安心してお越し頂ける空間を提供することが重要だと考えています。そのために手術室並みの抗菌コートを1階の全フロアに施し、施術エリアにはイオン発生機を置いて空間除菌を徹底しています。

―圧倒的なお客様志向ですね。なかなか真似できることではないと思います。最後にビジネスの側面から、今後についてをお聞かせください。
今回のコロナ禍で私たちのような対面型のビジネスモデルの多くの事業者は痛手を被ったと思います。それを踏まえて、今後は非対面で行える物販事業を始めていこうと計画しております。しかしながら、危機感に迫れられて事業を行うのではなく、こういう時こそ気持ちを健全に、心を健康に保っていかないといけませんね。